
※モブログ記事から更新しました。
10/3にNHK福岡で放送されました、筑前りょう太選手はじめ、九州プロレスがとりあげられた「福岡にんげん交差点」の内容など。
冒頭では、7.6西鉄ホールでの旗揚げ戦の様子が。メインでの火野選手とのはり手合戦。

…あっ、タイトル出た時のバックが台風に(汗)
そして、自転車で事務所に来る様子が。…移転前ですね。

団体を立ち上げるにあたって、NPOであることにこだわったのは、プロレスを通して、地域に貢献する会社でありたいと考えたからと。
そして郷土愛をあおって、もっと地域を活性化、そして九州を元気にしたい。
学生時代からプロレス研究会に在籍、そしてメキシコへ渡り、その後千葉の団体で7年間過ごした略歴を紹介。
地域を活性化したいという活動として、8.24雲仙での試合の様子も。
この日の試合の様子は公式のこちらにあります。
8月24日(日)九州プロレス雲仙大会 試合結果
合併した市で、地域の皆さんがひとつになれることを、との雲仙市の商工会の依頼で開催された大会です。

阿蘇山登場。…客席の子供達がすっげい見てたw つぼさんとの楽しい試合に笑い声が。

こちらは田中純二。
場外で乱闘する、火野と筑前。

…わー、こんな感じだったのか。
地元オリジナルキャラのスペル・アミーゴ。子供達のたくさんの声援が。

…すげい誰かに似てるけど、きのせい(汗)。
「初めて見ました」という年配のお客さんも。子供達の「楽しかった」と言う声。初体験のお客さんの声援と笑顔がうれしいなあ…。

活動として、福祉施設の慰問、フリースクールでの講師の様子も紹介あり。
そして、筑前さん自身がチケット営業している様子も。


…けっこう飛び込みで、いろいろ行ってるんですな…。
しかしこの頃、設立資金は当初の300万から、諸経費で既に90万ほどに。

筑前「これは本当につぶれるということもありえるんだなと。…はは(苦笑)、現実問題として。危機感はありますね」
…う…。現状そんなに厳しいのか…。そういえば、TAKAさんがK-DOJOを立ち上げた時、貯めていた資金があっと言う間に底をついたって聞いたことあったな…。
筑前「僕自身にゆとりがなかったら、それは周りのメンバーに伝わるでしょうしね。みんな人生楽しむためにプロレスやってるのに、お客さんも、楽しむために会場に来てるのに、そういうのがあると表に出ちゃうでしょうからね。
自分が楽しい状態で、プロレスに没頭できる状況を作り続けるためにも、なんとかせないかんですね」
*
ご自宅の様子。
奥様が朝ごはんのしたくをしているところに筑前さん帰宅。チケット営業をしていたら終電が終わり、そのまま営業を続けていたと。

奥さんとのなれ初めも。学生プロレス時代からのご縁だそうな。

わー見て、すてきー。奥様かわいい方です。そしてSHIIBAのマスク、今見てもかっこいいですな。特別企画とかでまたこの姿にならないかしら。登場時に和太鼓叩いて。
朝食風景。筑前さんはブログと同じくハダカですw

千葉時代も苦しかったけど、現状もゆとりはないようで、
「本音を言うと、もう少しお金がほしいですね」と奥様。…お子さんもいますしね…。
それを聞いて、咳払いして苦笑いする筑前さん(汗)
その奥様も家計を支えるために、朝食を終えるとすぐに仕事へ。
*
シーンが変わって、雨の中、キャリーを引いて道場に来る青年が。

それは、めんたい☆キッド選手でした。彼は愛媛から道場に通っているとのこと。…え、愛媛?
…あっ!
…ポンジュース…w
好きな食べ物…明太子各種、ポンジュース、タコス
(後援会会報のめんたい選手のプロフィールより)
しかし愛媛から福岡とは、大変だ…
彼はプロレスだけでは生計を立てていけず一度引退、その後大学の先輩である筑前さんが団体を設立したと知り、どうしてももう一度レスラーに戻りたいと、九州プロレスへ入門したと。
現在、職場では内緒で(!)、週末だけ覆面レスラーとしてリングにあがっているそうです。

リングでの練習風景。リングは、中古で100万円で手に入れたもの。これは筑前さんの念願で、みんながいつでも練習できるようにほしかったものだったとのことです。。
「もし九プロがだめになったら?」との質問に、
めんたい「そしたらあきらめて愛媛に帰りますよ。でもだめにならないと思いますよ。すごく筑前さん、一生懸命やられてるんで。だめになることはないと思います」

彼だけでなく、九州プロレスのレスラーはみんなそれぞれ仕事を持っていて、週末だけレスラーになっているとの紹介あり。

…純二さんもそうと、前に「きゅーぷろちゃんねる」で言ってましたな。
*
9/5、事務所の移転の準備の様子が。
その後、さらに資金が落ち込み、事務所の家賃を払うのがままならなくなり、さらに9.28の自主興行のチケットの売れ行きが伸び悩んでいると。画面には、600枚のうち、残が300との字が。
…この時点で売れていたのは、半分ぐらいだったのか…

「(チケットを)さばかないかんでしょー、さばかんと僕の明日がないわけですよ」
奥様は、自分の仕事の合間に、興行のチケットを売る様子も。

筑前さんは大会直前も連日深夜まで、中洲でのチケット営業を。

…こうして前向きに、ひとつずつまわってはせっせとがんばる姿に、つい涙が…。営業って、プロレス限らず大変と思うですよ…。
筑前さんに限らず、九州プロレスに限らず、こうしてる選手やスタッフの方々がもきっとあちこちにいるとでしょうな。そしてそれ含めていろいろ思って自家発電(泣)。
当の筑前さんは、こうして直接いろんな場所をまわることで、それまでわからなかった地域の人たちの応援を実感したと。
*
そして大会当日。売れたチケットは535枚、満員となりました。
試合の様子も。阿蘇山vs冷血男爵。

こちらは、めんたいvs中洲ヨースケ。

試合の様子は公式に詳しくあります。試合写真がすばらしいのでぜひ。
9月28日九州プロレス アクロス福岡大会・試合結果
めんたい「プロレスがあることによって、生きがい、支えになってるところが大きいです、特に、自分にとって九州プロレスは」


筑前「助けられてます。みんなでこの団体をなんとかしたいという、そのやさしい思いに助けられてます。それあっての今日ですね。それを本当に感じます」


9.28の大会ラストはもちろん、みんなで「九州ば元気にするバイ!」

どうかこのフレーズを、これからもっとたくさん、いろんな場所で、聞けますように。
新団体設立ってすごく夢があるものと思うけど、やはり現実=経営面では大変な物があるんですね。
事務所移転の下りは見ていてホント切なくなってしまいました。
それでも笑顔を絶やさず深夜まで営業に取り組む筑前さん…夢を本気で追いかけているからこそ出来る事なんでしょうね。
未だ試合に行けてないサポーター失格の俺ですが、必ず時間を見つけて行きたいと思います。
しかしNHKでつぼ原人を見る日が来ようとはwww
表に見える部分では、すごく順調そうと思っていたので、資金繰りの話はショックでした…。経営って、いかに大変かと…。
「見たい!観戦に行くぞ!応援するぞ!」と思ってる段階で、既にサポーターだと私は思うですよ。
いつか生観戦できるといいですね。行橋方面でもイベントあるといいけどなー。
読みながら思わず涙腺が。。。
華やかに見えるエンターテインメントの世界ですが、
本当に経営面は、大変なんだろうな〜と。
確かにたくさん経費もかかるでしょうし。
どの団体様も、志あってやってると思うだけに。
なんとか、頑張ってほしいですね。。。
この記事を読んでいたら途中から涙が…
やっぱり団体を作るにはお金以外にも必要な物がたくさんありますよね。
この記事を読んでいたら九州プロレス、見たくなりました
大阪上陸を希望します
九州プロレス、これまでの試合は内容もかなりよかったです。楽しんでもらおうという意欲をひしひしと感じました。
しかし、こうしていいものを作ろうとすると、どうしても経費ってかかってしまうでしょうね…。
せっせとチケットを営業している姿は、沖縄の皆さん、大阪の皆さんのことも思ってしまいました。PONPONさんもそうと思いますが。
がんばってる皆さんの努力が実っていってほしいと思います。いや、実らせなきゃ。
>自転車男様
こうして、放送エリア以外の方にも読んでもらって、筑前さん達のがんばりを知ってもらえるなら、書いた甲斐がホントあったですよ。…NHKさんにはちょっと申し訳ないですが(汗)
熱意をもってはじめたことでも、現実ってのは本当に厳しいと実感しました…。でも、こんな志をもった方だからこそ、なんとかうまくいってほしいです。
ぜひ見てほしいですねー。いつか、K-DOJO勢と一緒に関東で恩返し興行とかやってほしいですし、大阪プロレスは筑前さんと親交のある方も多いですし、デルアリで交流戦とかできるようになってほしいと思います。
元気な九州を届けていただきたい。
九州プロレス、映像が四国でも見れたらと苦虫をかみつぶす想いです。僭越ながら、私の中にも九州魂が息づいています。九州プロレスが頑張ってる姿に私も元気が出ます。レスラーの皆さんが他に職業を持ちながらプロレスラーとして頑張ってらっしゃる姿は、雪崩式石道の石倉さんを思い出さずにはいられませんでした。
素晴らしい記事を、ありがとうございました。
初めまして
いつもブログを読ませていただいてます
九州プロレスについてのお話で、直接そちらと連絡をとりたいのですが
公開しても大丈夫なメールアドレスを教えていただけないでしょうか?
突然の事で驚かれると思いますが、可能なら宜しくお願いします
福岡ローカルのメディア中心なのはちょっと残念ですね。サムライとかでも映像流れるといいけどなー。
9.28インのスタートシーンは、インディーのお仕事やSアリーナで紹介してほしいと思いましたよ。
仕事をしながらレスラーをやられている方は、九州プロレスの皆さんや石倉さんだけでなく、実はけっこういらっしゃるのではないかと思います。
プロレスラー一本でやってる方も、別の仕事を持っている方も、それぞれに自分の状況でがんばってらっしゃると思いますし、どちらも応援していきたいですね。
>リングス様
いらっしゃいませー。
お手数をかけて申し訳ありませんが、メールはプロフィール欄か、トップ記事の「お知らせ」のフォームからお願いしてもよいでしょうか?…と思ったら、もうフォームからいただいてますね。ありがとうございます。後ほどお返事させていただこうと思いますー。
お待ちしてます
宜しくお願いしときます
じんわりと感動してます。
プロレスが好きだからファンになって、もっと好きならプロレスラーになる。でもその違いってスゴいと思います。
そこから団体を作って地元の活性化まで考える筑前さんの志はでっかい。
そのレスラー人生の中で多くの苦労と真っ直ぐに向き合ってきたからこそ集う仲間がいる。そのたくさんの夢の結晶が九州プロレスなんですよね。
だからこのドラマは苦難だけのものであってほしくない。
変わらぬ情熱で突き進んでほしいです。
しっかり九州の地に根付くことを祈ってます。
どもー。お返事させていただきましたー。
>ラポン様
筑前さんは、プロレスが大好きで、地元博多が大好き、というのが全身から出ている方です。
だからこそ、この団体の立ち上げは、念願だったと思うんですよね。
筑前さん、売店でちょびっとだけお会いしたことありますが、いつもニコニコで、すげい優しい方なんですよ。そして熱い男でございます。そして何より!素晴らしいレスラーでございます。
こんな方ががんばっている場所を、なんとしてでも存続、いや、当たり前に、普段はプロレスを見ない方たちにも知られるものになってほしいです。
九州、大阪、沖縄、でら名古屋! みんな地元の財産になってほしいです。