
1.23ビリー興行の続きです。最後。
正直、どう書いたらいいか表現できるのか、それができそうになくて、それでずっと書けずにいました…
■スペシャルシングルマッチ時間無制限1本勝負
×ビリーケン・キッド
(29分19秒猛毒波布空爆→片エビ固め)
○怪人ハブ男

いよいよ、この試合が。
これを実現するために、この日の大会は開催された…
ずっと見たかった。どれほどこの二人の試合が見たかったか…
ゴアのマスクをオーバーマスクにかぶってきたハブ男。
…その姿にはっとしたけど。この人がこの姿でここにいることに、違和感がなさ過ぎる…



試合が始まってみると。宙を泳ぐような二人の攻防。おそろしくあった呼吸。
こうして二人が向かうことが、まるで当たり前のような時間になった。
こんなすばらしいものが、いつも見れていたとよね…
その一方で、尻尾を使っての攻撃を見せるハブ男。
それは「ようビリー、俺は今はハブ男なんだ」という挨拶にも見えた…
きっと、今の自分の誇り。
そして互いの技の読みあいがすさまじい…。先の先の先を読んでの攻撃、その連鎖が止まらない。
ハブ男は、この試合までの間、沖縄プロレスで、昔の技や、ビリーの技であるベルティゴをフィニッシュに使っていた。
それは、この1.23の試合を楽しみにしているとのメッセージと思っていたけど。
それだけでなく。ずっと見ていたと。知っていると。遠く離れても、自分の世界で日々戦いながらも、いつだってライバルは心にあったのだと。


ビリーさんはどうだったのだろう。
スランプ、といった人がいたけど。…そうだったのかな…。
ケガがあったりしたのはせつなかったけど、試合ができる時はコンディションは悪くなかったはず。
いつだって一生懸命だった。ただ、辛い試合が多かった…。いろんな重圧が多かった気がする。
そこで何かがみえづらくなってきていたのかも…
ただシンプルに、今自分が一番やりたい試合を思った時、その相手には、この怪人ハブ男があったのではないだろうか。
自分の力を一番出せる相手。今どこまでやれるのか。それを確かめたかったのでは。




…期待してしまくって、それでもその期待を上回る、すばらしい時間が終わった…
だけど。ビリーさんが言ってきたように。
お互いが願っていれば、また同じリングで会えると。またその時は必ず来る。それを待っています。
これからの試合を楽しみながら。


※PONPONさんよりいただいた写真

やっぱり、いい興行でしたよね。。。
しみじみ。
昨日のIMPは悔しい結果になったようですね。。
でも、ビリーさんは、こんなもんじゃないと信じてますよん。
とはいえ、腕の状態がちと心配ではありますが。。。
こんなまた素晴らしい試合を見るために、たくさんの人に見ていただくために、ファンとしてできることを頑張りたいですわ。