2011年08月13日

ビリーケンキッドとタイガースマスク〜大阪ハリケーン2011、明日開催

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8.14、今年2011の大阪ハリケーンで、メインで戦う二人について。
二人のこれまでを見てきて、自分の思う所など。長くなりましたごめん(汗)
読んでいただける方はこちらを

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タイガースが、今のタイガースになったのって、いつぐらいだったろう。

以前のタイガースは…自分のキャラ、阪神タイガースのマスクマンということと、本来の自分の持つカラーの間で折り合いをつけることに苦戦しているように見えた。

タイガースが最もタイガースらしくないと自分が感じたのは、2007年天王山で優勝して、ルードのバファローに徹底的に攻撃されていた頃だったかな…。リンピオのエースとしての重圧で、タイガースの味が消されていたように思えた。

そのタイガースが今の感じになった…というか、本来の能力を表に出したきっかけは、やはり平日興行からか。
連日の興行の中で、展開されたそれの世界で、今の、タイガースマスクという存在が完成したような気がする。

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ビリーは、2002年に登場後、その安定した実力とひたむきさで、次第に大阪プロレスのエースと呼べる存在へ。

…ハリケーンのメインは何度務めただろうか。
そして、そこに同時にあるのはエースとしての重責。団体を背負うような、自分の進退をかけるような試合が続く。

タダスケとのマスカラ戦、ハリケーンでの東郷とのDQホームタウンリーブマッチ、ドラゴンゲートとの喧嘩興行で、CIMAとタイトルをかけての試合…
試合で自分自身の進退をかけて戦うことが重なってきていた。

責任感の強さゆえか、こうした試合が重なることで、ここ最近のビリーは、何か自分を縛ってしまっているような印象があったことは否めない。

それが、スランプ、となったのだろうか。…コンディションは悪いとは思えなかったけれど、モチベーションはまさにそれだったのかもしれない…

そして、こうした試合の中でビリーが他団体に奪われたタイトルを取り返したのは、自由と強さをあわせ持つようになったタイガースだった。

…推定だけど、ビリーは今のタイガースに、嫉妬や焦りのようなものを感じてなかっただろうか。
タイガースは、過去には重く背負っていたものを、もっとも自分らしいスタイルをもってクリアしたように見えた。

*
そして、決まったのが今年のハリケーンのメインカード。
早いうちに、カードだけが先に決まってしまったゆえに、唐突感もあったけれど…。

カードが決まったとき、「最高の試合をしましょう」とビリーに言ったタイガース。

が、ビリーは、「対戦相手として自分はふさわしくない」と、修行のような第一試合での対戦を続け、そしてジョーカー入り。

そのビリーに勝利した上で、タイガースはビリーに「自分の弱さを認めろ」と辛辣な言葉を吐いている。
…この時のタイガースには、ビリーに対しての、苛立ちと悲しみがあるように見えた。

そしてそれを否定しなかったビリー。
現状を打開する方法として実行したのは、苦労を共にした仲間である筑前りょう太、先輩・磁雷矢との過去の自分の洗い直し、練習漬けの特訓だった。
今、やるべき、やりたいと思ったことは、これだったんだね…

期間にして一週間。一週間で何が変わったか。しかしこれが今ビリーが一番にと思った打開策。限られた中で、どれほど濃密な内容だったか。

この修行を経て大阪に戻ったビリーは、タイガースに、ハリケーンのカードを大阪プロレス選手権とすることを要求した。

タイガースは、タイトル戦を受諾。しかし、ビリーのこのやり方と試合スタイルには不満と苦言を呈している。

(週モバより)
タイガース「ビリーは短期間で自信をつけたのならそれは簡単に取れてしまう。自信のない自分を認めた上でファイトしてほしかった。自信をつけなければという考え方は不満。
自分の考えるビリーはやられてもやられてもあきらめない姿勢と思うんで。
自分はかつて先輩がやったようにビリーを光らせながら勝ちたい」

*
思えば、ビリーとタイガースは、かつては行動を共にする機会が多かったように感じる。

虎☆ビリーというタッグチームであったことももちろん、過去のタイガースブログでは一緒に営業に行く話がよく書かれていたせいもあって、先輩後輩でありながら、ビリーが途中から入団したせいか、タイガースにとって気兼ねの少ない印象があった。

それでもタイガースにはビリーへの敬意が見えた。
確か、「くっちゃん」にスポンサーになってもらうきっかけを作ったのはたしかタイガースだったはず。
大阪入団当初あまり服装などに気を配らなかったらしいビリーを、「ビリーさんはかまわないところがかっこいいんですよ」と言っていた。

対するビリーは、タイガースの独創性を素直にファンのように楽しんでいた感じさえあった。
以前のラジオで、タイガースに対して思うこととして「もっと頭のおかしい部分を出せば最強」と言っていたなあ…。

その後、敵対する位置にあっても、この二人には何か、互いへの信頼が感じられたのよな…。今は、どうなのだろう…

*
サムライや週モバのインタビューで最後にいったタイガースの言葉。
「最近のビリーケンキッドの悩みを打ち消すような、相手をビカビカに光らせた上で勝つ」と。

その言葉には、ビリーの本当の力を出すのは自分という自負と…相手への愛が。

ビリーは最後に「誰かのためでなく、自分のために戦う」と。

…ふと、1月の自主興行で「お前プロレス楽しんでるのかよ」と言ったハブ男がよぎる。


互いの今の力と誇りをぶつけ合うのは、明日です。


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